継続的な治療管理
子宮内膜症や子宮筋腫等をはじめとする「器質性月経困難症」の患者様に対し、継続的で質の高い医療提供を目的とされ、医学管理料の評価が新設されました。
器質性月経困難症に対して、必要に応じて適切に介入し重症化を予防するために必要な継続的な治療管理が認められました。
続発性疾患として、悪性腫瘍や不妊等が考えられている中で、いかに早期発見、早期治療を開始して重症化を予防していくかが重要な観点と言えるでしょう。
施設基準
施設基準では、婦人科疾患の診療を行うにつき十分な経験を有する常勤の医師が1名以上配置されていることとともに、器質性月経困難症の治療にかかる適切な研修を修了していることとされています。
研修の内容は、現時点で以下のいずれかとされており当院の医師はこの研修を修了しています。
① 日本産科婦人科学会の主催する器質性月経困難症に対する適正なホルモン療法等に係る研修
② 日本産婦人科医会の主催する器質性月経困難症に対する適正なホルモン療法等に係る研修
婦人科特定疾患療養管理料 3ヶ月に1回250点
2020.4診療報酬改定より算定